「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY

romi-radi

こんにちは、ひろみです。

今日は幸せをお金で買うというお話をしたいと思います。

 

 

最近読んだ本で「『幸せをお金で買う』5つの授業」(エリザベス・ダン、マイケル・ノートン著)というのがおもしろかったので、ご紹介します。


「幸せなお金で買えない」とよく言われますよね。

でもこの本では幸せはお金で買えるということを教えてくれます。

といっても、大金を稼いで高級なものを買うとかそういう話ではありません。

どういうことかというと、お金の使い方を変えることで幸福度が増すということなんです。

 

これは大学の研究者の方がいろんな実験結果をもとにして書いている本なので、信憑性のある話です。

この本ではお金の使い方で幸せになれる方法が5つ紹介されています。

1.経験を買う

2.ご褒美にする

3.時間を買う

4.先に支払って後で消費する

5.他人に投資する

 

1.経験を買う

まず「経験を買う」というのは、モノを所有するよりも経験をすることが人をより幸福にするということです。

これは直感的にわかりやすいですよね。

その経験の中でも特に大きな喜びを得られる基準が4つあります。

1.他の人々と関わることによって社会的なつながりが生まれるような経験

2.この先何年にもわたって楽しい気持ちになって繰り返し語ることができる思い出話につながる経験

3.あなたが感じている自分という人間あるいはあなたがなりたいと思っている自分像に密接に結びつく経験

4.他の選択肢と簡単に比較することができないめったにないチャンスを与えてくれる経験

 

わたしの場合、たとえば去年は世界一周の旅をしました。

これは後にはかたちあるものが何も残らない経験です。

ですが、この先50年生きるとしたら、ずっとそのことを語ることができます。

時おり自分で振り返って「すごく綺麗だったな」「楽しかったな」と思い出すこともできます。

ずっと幸福が続くんですよね。

 

そして、世界一周の旅はずっとやりたかったことでした。

それをできたことで、自分のなりたい像を実現した自信というか満足感があるんです。

このように自信を持てるという意味でも幸福感がずっと続きます。

 

あとは、自分がすごく好きな芸能人に会えるチケットに何万円、何十万円も払う人がいますよね。

それくらいめったにできないような経験は何ものにも代えがたく、人に大きな幸福感を与えます。

 

つまり、同じ1,000円を使うなら、1,000円のモノを買うよりも興味のあるイベントに参加したり、行ったことのない場所に電車で行ってみたりする方が、人を幸福にするということです。

 

2.ご褒美にする

二つめの「ご褒美にする」というのは、たとえば同じものを消費するのであれば、いつでも消費できるより特別なご褒美にとっておいた方がより大きな喜びを感じられるということです。

 

たとえば、毎日お酒を飲むとそのありがたみを感じづらくなります。

でも金曜日まで働いて、そのご褒美に一杯飲むと決めていたら、ものすごくおいしく感じられますよね。

待ちわびていた格別の一杯です。

 

来る日も来る日も学校に通っていると新鮮味がなくなります。

ところが、もうすぐ卒業なんだと意識した瞬間に、急に今の日常がすごく貴重に思えるということもあります。

この通学路も、この教室も、この仲間も覚えておこう、そんな気分になりますよね。

 

お金持ちで毎年別荘に行っている人も、段々そこから幸福を感じられなくなるそうです。

つまり、金額が高くても同じなんですね。

いっぱいあればあるほどいいというものではなく、あえて制限して特別なものにしておくことがより幸福を増すお金の使い方です。

 

3.時間を買う

そして三つめは「時間を買う」。

たとえばこんな場面を想像してみてください。

節約するために卵が数十円安い遠くのスーパーへ買いに行く。

今日だけ無料のプレゼントをもらえるから、長時間列に並ぶ。

 

そういう行動をするとき、確かに数十円や数百円を得していますが、それを得るために多くの時間をムダにしています。

お金の方ばかりを考えていると、どんどん忙しくなって自分の時間がなくなります。

忙しくなると人間は幸福を感じなくなるんですね。

だから、わずかなお金の差のために多くの時間を使うのをやめて、ちょっと高くても近くで買ってしまうことで時間を節約する方が幸せに生きられるようになります。

 

大きな買い物の場合も同じことが起きます。

自分の居場所ができて家族も安心して暮らせると理想を思い描いて、人は家を買います。

しかし、実際買ってみると、家を所有すること自体から得られる幸福感は思ったほど長続きしません。

しばらくすると家があるのが当然になってしまうのです。

買った時の喜びが消え去った後も家のローンの支払いはずっと続きます。

その支払いのためにがむしゃらに働かなければならなくなり、せっかく家を買ったのに家族と過ごす時間がなくなります。

すると、思い描いていた幸せを感じられなくなってしまう。

 

そういうこともあるので、本当に物質的な豊かさが大事なのか、時間が大事なのかはよく考えた方がいいという話です。

 

4.先に支払って後で消費する

そして四つめは「先に支払って後で消費する」

同じ金額を支払うとしたら、支払ってからすぐに消費するよりも後から消費した方がより大きな幸福を感じられます。

消費を後回しにすると、その時までずっと未来に期待する時間があるからです。

これはわかりやすいですよね。

 

たとえば、旅行を予約する場合だったら、予約した当日に行くのと、数ヶ月先にいくのとでは、その旅行自体の楽しみはほとんど同じです。

しかし、数ヶ月先に行く場合は旅行の時までずっと楽しみにしていられますよね。

毎日どこに行こうか、何しようか考えてわくわくして、仕事のやる気もアップしてがんばれたりします。

 

5.他人に投資する

5つめは「他人に投資する」。

自分にものを買うより、大事な人にプレゼントを買って喜んでもらう方が嬉しく感じたりします。

 

チャリティに寄付をしたり、チャリティ付きの商品を買うことにも同じ効果があります。

「この商品を買うと〇円がアフリカの貧しい子どもの食糧支援に寄付されます」

「この商品の売上の〇%が自然保護に使われます」

のようなプログラムのある商品です。

 

そんなふうに自分がお金を使うことで誰か他の人が幸せになる。

これにより人間は幸せを感じます。

 

わかっているのとやっているのは別

これら5つを眺めてみると、どれも確かにそうだなと感じるのではないでしょうか。

でも、実際にやってるかと言うと、意外にやってなかったりするんですよね。

 

自分の好きなものほど、ご褒美にせず毎日消費してしまう。

時間が大事とわかっていても、いざ決断を迫られるとお金がもったいなく感じて、お金を節約するために時間を使ってしまう。

人のために使うことが自分に幸福を与えると知っていても、お金が入ったらまず自分のために何を買うかを考えている。

だからこそ、この5つを覚えて実践し、時々自分のお金の使い方を振り返ることが人生の幸福度を高めることにつながります。

 

というわけで今回は幸せをお金で買うというテーマでお話ししました。

また次回も違うテーマでお話ししますのでぜひ聴いてください。

ではまた。

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