2年間続けたネットワークビジネスをやめた3つの理由

「努力してもまったく結果の出ないネットワークビジネスを2年も続けた理由」という記事で、やめずに続けた理由をお話ししました。

 

それでも最終的にはやめることにしたんですね。

その決め手となった3つの理由をここではお話しします。

 

2年間続けたネットワークビジネスをやめた3つの理由

 

1.ネットワークビジネス自体の仕組みがいやだった

ネットワークビジネスを扱う会社によって仕組みは違いますし、どのチームに入るかによっても取り組み方には違いがあります。

わたしのいたチームでは、製品を他人に売ることはせず、ビジネスパートナーを増やすことに注力していました。

一緒にビジネスを立ち上げたい人が自分のパートナーとなり、それぞれのパートナーが会社から製品を買って自己消費すると、売上の一部が会社から紹介者である自分に支払われるという仕組みです。

ウェブの世界でいうとアフィリエイトと同じようなものですね。

そのため、製品を何万円分買うとか、何万円分売るとかいうノルマはありません。

 

ですが、この仕組みには欠点があります。

自分のパートナーが使う製品の量が少ないと、自分に還元される報酬も少なくなり、収入を増やすためには何十人ものパートナーを作る必要が出てきます。

製品をあまり使わなくてよければ、パートナーになってビジネスに取り組みたい人は増えるかもしれません。

ですが、やる気の低いパートナーが大勢集まるチームを作っても、一緒にビジネスを拡大していくのはむずかしくなります。

 

そこで、自分がまずたくさん製品を使い、チームの基準をつくります。

そして、一人一人のパートナーが基準を上げて製品を使うことで、少ない数のパートナーで売上を増やし、自分の収入を上げることができます。

自分の基準が高いと、本当にやる気と覚悟のある人だけがパートナーになるので、チームとしてビジネスを拡大していきやすくなります。

 

つまり、本気でこのビジネスで食べていこうと思うなら、自分がまず何も稼いでいないうちからたくさん製品を使い、基準を作る必要があります。

自分が「稼げるようになったらたくさん製品を使おう」という思考では、パートナーも同じように考えます。

すると、いつまで経っても製品の流通が起こらず、収入を得られないのです。

 

このように収入のないうちから製品をたくさん使っていくと、経済的に苦しいため、早く実力をつけてビジネスを拡大し、収入を得られるようにしなければ、とお尻に火が付いた状態になります。

そうして自分を追い込むことで、本気で結果を出すことに集中できるという意味もあります。

 

この仕組みは短期で成果を出せるようになる人にはうまく機能します。

自分が稼げないうちから製品を使っている時期は収支がマイナスですが、すぐにパートナーが増えて収入が支出を上回るようになれば、それ以降はプラスになります。

しかし、長い間成果の出ない人はずっとマイナスのままです。

 

もちろん、ただ製品を消費しているだけではなく、ビジネスで成功している方々から学びながら実践して力をつけていくので、自己投資であると考えることもできます。

それでも、現実として使いきれないほどの製品を注文しており、部屋には買い置きがたまる一方でした。

製品はたしかに品質の高いものですが、使える量には限界があります。

ネットワークビジネスの製品を買うことで、会社を介して紹介者やチームのリーダーたちに報酬が入るより、いっそのこと彼らに直接ビジネスを学ばせてもらうことへの対価を払った方がいいと思ったくらいです。

自分のビジネスパートナーができても、その人たちも同じようにたくさんの製品を使い続けなければいけないと思うと、本当にいいビジネスなのか疑問に思う気持ちはずっと消えませんでした。

 

2.自分がネットワークビジネスに合わずつらかった

「発達障害の診断のきっかけとなったのはネットワークビジネスだった」という記事でも書いていますが、ネットワークビジネスで成果を上げるためには、並外れたコミュニケーション力と行動量、そしてそのための作業スピードが必要です。

 

ビジネスをする以前に、まずプライベートで多くの人に出会い、深い関係の友達がたくさんいなければ、その中から一緒にビジネスを立ち上げていくような人は現れません。

ところが、わたしにはいくら続けても人と仲良くなることすらむずかしく、毎日出会いの場に行って人に話しかけたり、友達と会ったりし続けるのは苦痛でした。

ずっと続ければうまくなって楽しくもなると言い聞かせて2年続けましたが、少し場慣れしたくらいで、他の人たちのようには上達しませんでした。

 

ビジネスは相手に求めるものを提供することで対価を受け取れるものなので、相手の役に立てれば自分が楽しいかどうかは関係ありません。

それでも、ネットワークビジネスの場合には個人的なつながりからビジネスが生まれるものなので、人と仲良くなれなければ始まりません。

そして、たとえこの先に自分にパートナーができ、チームが大きくなって収入が増えたとしても、毎日多くの人と関わって生きる人生は自分にとって幸せではないと思いました。

 

また、じっくり集中して取り組む仕事ではなく、多くの作業を同時進行で要領よくこなすことが必須でしたが、何をやっても時間のかかるわたしにはできるようになりませんでした。

毎晩眠りに落ちながらパソコンに向かっていました。

 

3.他のビジネスもできるし、その方がいいと気づいた

ネットワークビジネスのセミナーでは、他のビジネスは初心者にはリスクが高く、失敗の可能性が大きいと教わっていました。

自分でも、仲間を集めたり融資を引いたりという大がかりなものはできそうにないし、かといって個人事業では結局時間の切り売りになり、会社員と変わらないと思っていました。

 

しかし、ネットワークビジネスをやめる数ヶ月前から、自分のビジネスを立ち上げる方法を調べ、起業塾に参加するようになりました。

そこでは、自分の中にすでにあるノウハウを必要な人に提供することで事業を起こす方法を教えていました。

学んでいくにつれ、自分のビジネスを構築して起業するのは思っていたほどむずかしいことではなく、発想の転換と地道な作業で誰にでもできるものだとわかってきました。

また、最初は一人で事業を立ち上げても、自動で売れる仕組みを作ったり、他の人に代わりにやってもらったりすれば、時間の切り売りにならずに事業を拡大していけることも知りました。

 

ネットワークビジネスでは一つの製品が売れるとその利益は会社と紹介者、その紹介者、そのまた紹介者…と何人もの人に分配されるので、自分に入る割合は高くありません。

一方、自分の商品を作って売った場合、その商品の価値や売り方の工夫次第で高い利益率を出すことも可能です。

 

そしてネットワークビジネスをやめた

初めはネットワークビジネスと併行して起業準備を進めていたものの、自分独自のビジネスを作ることは何より楽しく、徐々にそちらに充てる時間が増えていきました。

ネットワークビジネスのチームでは、成功者から学ぶセミナーはどんな予定よりも優先すべきとされていましたが、やがてそれよりも起業準備を優先するようになりました。

そしてついに、2年続けたネットワークビジネスをやめるとチームのリーダーや紹介者に伝えました。

 

もういやなことをしなくていい。

自分のビジネスに全力投球できる。

とてもすがすがしい気持ちになりました。

 

ネットワークビジネスを通して学んだ、成果を上げるための考え方や方法、そして人間関係の築き方はその後も自分の糧となっていて、活動したことは後悔していません。

一方で、他の方法でも起業できるとわかっていたら、選んでいなかったかもしれないとも思います。

努力してもまったく結果の出ないネットワークビジネスを2年も続けた理由

初めこそ、「人並み以上に努力して成長し、人生をよくしよう」と希望をもって参入したネットワークビジネス。

しかし、続ければ続けるほどに現実は厳しい。

つらいことばかりだし、まったく成果も出ません。

それなのに、なぜ2年も続けたのか。

 

続けたからこそ身についた力や学んだ教訓もあり、経験はムダになるどころかその後も役に立っています。

一方で、その時には信じていたけれど、今振り返ると必ずしもそうではないと思うこともあります。

そこで今回、あらためて続けた理由を考えてみます。

 

努力してもまったく結果の出ないネットワークビジネスを2年も続けた理由

 

1.成功するために必要な考え方や人間関係の築き方を学べる

これはわたしがネットワークビジネスを始めた理由でもありますが、成功している先輩経営者の方々から、成功するために必要な考え方や人間関係の築き方を教わることができます。

それはネットワークビジネスの具体的なやり方というよりも、どんなことを成し遂げるためにも通用する普遍的な考え方やスキルです。

 

昔からビジネス書が好きで、仕事や人間関係で上手くいくやり方に関する本はたくさん読んでいました。

そうした本は毎年次々に出てきますよね。

そして何十冊と読んでいくと、みんな切り口や言い方は違うけど、言っていることはだいたい同じだとわかってきます。

それなのに、なぜか自分の人生はよくなっていきません。

自分一人では、やっているつもりでも実際できていなかったり、実践の仕方がわからなかったりするからですね。

 

ネットワークビジネスの場合、同じチームの人は全員同じビジネスモデルを扱っています。

それなのに、どんどんビジネスを拡大していく人とそうでない人がいます。

自分のビジネスが上手くいかないときには、上手くいっている人の話を聞いたり、一緒に行動させてもらうことで、何が違うのか学ぶことができます。

そして、真似をして実践していくことで、実力を上げていくことができます。

 

また、一般に流通する成功法則の本などの場合、本当のことを書いてしまうと大半の読者には実践が難しすぎたり、基本的すぎて当たり前の話に聞こえてしまい、受けが悪くなって売上が伸びません。

著者のイメージが悪くなり、批判を受けそうなことも隠されています。

そのため、売れる本に書いてあるのは斬新そうに見えること、簡単にできそうなこと、夢を見せるようなことばかりです。

 

一方、ネットワークビジネスの組織では、成功している人は自分のチームの仲間が力をつけて成果を出すことで自分の収入も上がるため、成功するために本当に必要なことを惜しみなく教えてもらえます。

他のビジネスでも、同業の先輩や仲間にコツを聞くことはできますが、その人オリジナルのやり方やノウハウがあるからこそ、その人はライバルに差をつけて成功できているので、ライバルにその肝を教えるメリットはあまりありません。

 

このように、ネットワークビジネスに取り組む組織にいるからこそ学べることが多く、続ける理由になっていました。

 

2.自分のロールモデルとなる成功者やがんばっている仲間がたくさんいる

ネットワークビジネスの組織では、少人数でのきめ細かい指導もありますが、大きなチームの単位でもセミナーを行い、ノウハウを共有することが多いです。

誰もがより大きな成功を収めている人から直接学びたいので、みんなで一斉に集まって学ぶ方が効率がいいからです。

 

そうしたセミナーで登壇して語る成功者の中には、様々なバックグラウンドを持った人がいます。

自分と同じ仕事で苦労していた人、同じ悩みを乗り越えてきた人、同じ夢を描きそれを手に入れた人。

そのような人たちがロールモデルとなって、「自分もこの人のように苦難を乗り越えて強くなりたい」「同じような境遇の人にできたなら、わたしにも頑張ればできるはずだ」と希望を持って努力しようと思えるのです。

 

すでに大成功している人だけではありません。

身近には、最近始めたばかりなのにすごい勢いで結果を出している人や、何年もなかなか芽が出なかったのに地道に続けてきて、やっと結果がついてきた人など、刺激をくれる仲間が無数にいます。

まだ収入はなくても、この人たちほど努力していて、他人のために労を惜しまず、キラキラと輝いている人はいないという人ばかりです。

場を盛り上げるのが得意だったり、さりげない気遣いができたり、神業レベルで仕事が早かったり、学ぶことばかりです。

 

そういう仲間の集まる環境だったので、自分ももっと学ぼう、行動しよう、挑戦しようと思い続けることができました。

 

3.セミナーで教わる成功法則を信じて自戒する

ネットワークビジネスの組織では、定期的にセミナーを開催し、大きな結果を出した人や絶好調で勢いのある人から、成功するための考え方やノウハウを学びます。

それらはネットワークビジネスだけに通用するものではなく、他のビジネスやスポーツ、芸術などあらゆる分野で通用する、望む結果を出すための方法です。

成功者は自らの行動と結果でその正しさを証明しているため、スピーチにも気持ちがこもり、聞く人の心に響きます。

 

その例を5つほど挙げてみましょう。

 

・結果の差は能力の差ではなく努力の差

人間の能力には大した差はない。

結果が出ていないのは、能力が低いからではなく努力が足りないからだ。

オリンピックで金メダルを取るなら話は別だけれど、ビジネスで結果を出すのは誰でも努力すればできることだ。

・成功する人は成功するまで続けるから成功する

途中でやめる人は、あともうひと頑張りで上手くいくところまで行っているのに、それが見えずにあきらめてやめてしまう。

途中でやめたら成功することはできない。

・人と違う結果を出したかったら人と違うことをする

みんなと同じことをやっていたらみんなと同じ結果しか出ない。

ネットワークビジネスは人に怪しまれるから、むずかしいからとやらなかったら大半の人と同じである。

みんながやらないことをやるからこそ違う結果を出せる。

・無形の資産がたまってそれがあふれたら有形の資産になる

鍛錬して自分の実力を高めていく過程では、自分の中に無形の資産がたまっていくが、それは目に見えない。

それが結果を出すのに十分な量たまった時、収入や仲間という有形の資産となってあふれてくる。

・楽しいからやるのではなくやるから楽しくなる

楽しいことをやるだけ成功するなら、みんな成功している。

成功するためには、そのために必要なことをやらなければならない。

それは楽しいからやるのではなく、続けて結果が出るから楽しくなってくるのだ。

 

このビジネスは自分に向いていないのではないか、人から怪しまれるのがつらい、このまま続けてもうまくいかないんじゃないか。

そんなふうに後ろ向きになっている時でも、セミナーで成功している人からこのような話を聞くと、自分はまだ成功者の考え方をできていないんだ、もっと学んで行動して自分を成長させよう、と心を入れかえて再びがんばることができます。

 

傍から見ると、洗脳されていいカモにされているように見えるかもしれません。

ですが、わたしはこの学びがあったからこそ、その後の人生で自分を幸せにする選択をできるようになっていると思います。

それに、この教育のおかげでネットワークビジネスで成功する人が生まれ続けているので、一面では真実の教えであると言えるでしょう。

 

ただ、一つ違うだろうと思うことは、ネットワークビジネスは最も初歩的なビジネスで、それで成功できない人は他のどんな分野に行っても成功できないという教えです。

たしかに、会社員として働きながら事業を立ち上げられるビジネスの種類は多くありませんし、初期費用が高いビジネス、誰にも負けないスキルやアイデアが必要なビジネスもあります。

どんなビジネスでも最初から上手くいくことはまれで、それなりの時間をかけて試行錯誤を繰り返す必要はあります。

 

しかし、それが自分にとって楽しいこと、夢中になれること、情熱を傾けられることであれば、時間がかかろうと、失敗しようと、続けていけます。

自分に合ったフィールドで努力するからこそ結果が出ると、今は思っています。

ネットワークビジネスがいいと思った3つの理由

都会に住んでいると、時々出会うネットワークビジネスをやっている人々。

何だか怪しいから関わらないようにしよう。

でも、彼らはなぜネットワークビジネスなんてやってるの?

 

わたしは2年前までネットワークビジネスに2年ほど挑戦していました。

だまされていたと気づいて目が覚めたとかいうわけではありません。

自分には他の道の方がいいと思ってやめましたが、合う人には合うよくできた仕組みだと思っています。

 

そこで今回は、ネットワークビジネスがいいと思った理由をお話しします。

ネットワークビジネスがいいと思った3つの理由

はじめに、ネットワークビジネス(マルチレベルマーケティング)というのは流通形態の一つで、多くの会社が取り入れています。

そのため、会社によってビジネスの仕組みや扱う商品は異なります。

また、通常はチームに分かれてビジネスをするため、チームによってもやり方が異なる場合もあります。

 

それを踏まえた上で、ネットワークビジネスのいい点を見ていきましょう。

 

1.ビジネスを始めやすい

まず、ネットワークビジネスは始めやすいというのが利点です。

一般的な起業をする場合、商品やサービスを自分で開発し、売れる仕組みをつくる必要があります。

ネットワークビジネスの場合には、商品や売れる仕組みはすでにあるものを利用できるので、ビジネスアイデアのない人でもすぐに始めることができます。

また、店舗や事務所を構えたり、商品を仕入れて在庫を抱えたり、人を雇ったりする必要がないため、初期費用も安く、月々の経費も少なくて済みます。

 

また、多くのビジネスでは日中に商談に行ったり、電話応対する必要があったりしますよね。

それでは会社員として働きながら自分のビジネスを立ち上げるのはむずかしく、独立して始める必要が出てきます。

ネットワークビジネスの場合、時間の融通がきくので、日中は会社員として働いていても、それ以外の時間で活動することが可能です。

つまり、会社に勤めて生活資金を確保しながら、ビジネスを立ち上げることができるのです。

 

ネットワークビジネスの会社によって扱う商品は異なりますが、健康食品や化粧品、衛生用品など、多くの人が日常的に使うものが多いです。

これもメリットになり得ます。

ビジネスの仕組みとしては、自分のビジネスパートナーを作ってネットワークを築くことで、その人たちが使う商品の代金の一部が自分に入ってくるというのが一般的です。

自分が商品を使わないのに、ビジネスパートナーには使ってほしいというのは説得力がありませんよね。

そのため、まず自分が積極的に商品を使い、その良さを知って宣伝する必要があります。

この時、扱う商品が自分がどっちみち使うものであれば、ブランドを切り替えるだけで済むため、余分に使うお金は少なくて済みます。

それはビジネスパートナーにとっても同じことです。

だから、誰でも使う日用品はネットワークビジネスで流通量を増やしやすく、つまりは収入を増やしやすいのです。

 

そして、どのように人と信頼関係を築き、求めている人にビジネス機会を提供するのか、というノウハウは、すでに自分の紹介者やその紹介者が持っています。

ネットワークビジネスでは、それを教えてもらいながら実践して学んでいくことができます。

なぜなら、自分のビジネスパートナーが増えていくと、自分だけでなくその紹介者も収入が増える仕組みになっているからです。

すでに同じビジネスを手掛けて大きな結果を出している人から学ぶことができるので、これまでビジネス経験がまったくない人でもゼロから始めて同じように結果を出せる可能性があります。

 

2.ビジネスの実力をつけられる

ネットワークビジネスはたしかに始めやすいのですが、成功するのは簡単ではありません。

その理由は始めやすいことと裏腹です。

 

一般的な起業の場合は、独自の商品やサービスを開発し、売れる仕組みをつくる必要があると言いました。

逆に言うと、ヒットする商品やサービスをつくり、売る仕組みを整えて、上手く宣伝すれば売れる可能性があります。

 

ネットワークビジネスの会社の場合は、商品の品質は高くても、広告を打って宣伝しないところが多いです。

そのため、その商品がほしいからと自分から買いにくる人はほとんどいません。

そのビジネスを手掛ける人からビジネスの提案を受け、ビジネスパートナーになってからはじめてその商品を知り、使いはじめることが大半です。

ということは、いくら商品がよかったとしても、ネットワークビジネスを手掛ける人が魅力的で信頼される人であり、「この人と一緒に仕事がしたい」「この人からぜひ学びたい」と思われるような人でなければ、ビジネスパートナーはできず、商品も売れません。

 

つまり、ネットワークビジネスに取り組むことで、自分がいかに人の心をつかむのが下手か、信頼されていないか、相手の求めているものを引き出せていないか、そしてそれを提供できていないか、といったことを毎日いやというほど思い知らされます。

そのように直接的なフィードバックを受けながら、人間力を鍛錬する機会を得られるのです。

たとえ失敗したとしても、大金を投じているわけではないので何度もやり直すことができます。

 

また、自分のパートナーをつくり、チームを大きくしていくためには、プレゼンテーションやスピーチの力も必要ですし、パートナーを支援したり、育てる力、組織を動かす力も必要です。

会社の上司と部下の関係であれば、部下は多少不満があってもお給料のためにがまんして言われたことをやってくれるでしょう。

しかし、ネットワークビジネスのパートナーはそうではありません。

一緒に仕事をしたくないと思えば去っていきますし、これから自分もビジネスで成功できるという希望がなければ動きません。

本当に人の心を動かす力をつけることが、ビジネスを拡大して収入を上げる唯一の道なのです。

 

3.ストックビジネスになる

ビジネスにはフロービジネスとストックビジネスがあります。

フロービジネスというのは、都度新しいお客さんを見つけて購入してもらうビジネスです。

たとえば、店でペットボトル入りの水を売るビジネス。

この場合、その月に売った本数でその月の売上が決まります。

 

ストックビジネスとは、同じお客さんに継続的に購入してもらうビジネスです。

水の例でいうと、ウォーターサーバーを家庭に置いてもらうビジネス。

これなら、ウォーターサーバーを導入してくれたお客さんは定期的に水を購入してくれるので、毎月新しいお客さんを獲得できなくても安定的に売上が立ちます。

 

ネットワークビジネスはストック型のビジネスです。

ビジネスパートナーと強固な関係を築き、チームを作ることができれば、商品が売れ続けるので安定して収入を得ることができます。

 

それだけではありません。

自分のパートナーがそれぞれ力をつけて大きなチームを作れば、それも自分の収入を増やしてくれます。

つまり自分一人の力だけでなく、チーム全員の力で流通を増やしていけるようになるのです。

 

そして、ネットワークビジネスで大きなチームを作った人には、他の事業を始めやすい土台が揃っていることになります。

商売人としてのスキル、安定した大きな収入、そして自分と仕事をしたいと思ってくれる仲間がたくさんいるのです。

飲食業や不動産賃貸業など、他事業に展開してさらに売上を伸ばしていく方が多くいます。

 

これだけ利点があるのになぜ続けなかったのか?

ネットワークビジネスに挑戦してみて、このような利点があると納得したので、2年間活動を続けました。

それなのになぜやめたのか。

それはまた別の記事でお話ししようと思います。

ネットワークビジネスをやる人はなぜやろうと思うのか?

ネットワークビジネスと聞いて、あなたはどういうイメージを持ちますか?

人に押し売りするとか、上の人が下の人からお金を吸い上げるとか、悪いイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

あるいは、何のことかまったく知らないという方もいるかもしれません。

 

悪いイメージのある人は、なぜネットワークビジネスをやる人がいるのか疑問に思いますよね。

きっと他人にいやな思いをさせてでも自分が利益を得ようとする人がやるのだろうと思うかもしれません。

 

実際、そういう人もいるから悪いうわさが広まるのでしょう。

でも、わたしの出会った中ではそういう人はほとんどいませんでした。

むしろ、こんなにいい人が世の中にはいるのかと思うほどいい人ばかりです。

 

ネットワークビジネスをやる人はなぜやろうと思うのか。

会社員とのダブルワークで2年半ほどネットワークビジネスに挑戦したわたしの理由をお話しします。

 

ネットワークビジネスをやる人はなぜやろうと思うのか?

会社員を続けても人生良くならないと悟る

わたしがネットワークビジネスに登録したのは、就職して5年目の時。

新人の頃から業務時間外にも勉強して資格を取ったり、ビジネス書や業界誌を読んだり、一流のビジネスパーソンになろうとがんばってきて、徐々に責任のある仕事も任せてもらえるようになってきた頃でした。

 

残業の多い業種だったため、月に100時間以上の残業をすることもあり、睡眠が3~4時間しか取れない時期もありました。

平日は自由な時間がほとんどなく、休日も疲れ切って何もできない。

若いうちは体調を崩しながらも何とか出社しているけれど、これを40年も続けるのは無理だとわかりきっていました。

 

経済やお金について本などから学ぶにつけ、転職しても会社員のままでは時間もお金もない状態は変わらないと思い知らされました。

 

会社員以外の方法を模索

そこで、株式投資や不動産投資はどうかと調べてみました。

ですが、投資は利益の割合が低いので、大きな元手がなければ短い時間で生計を立てられるようになるのは不可能だとわかりました。

 

それでは自分で起業するのはどうかと、中小企業支援機構などが主催している起業セミナーにも行ってみました。

しかし、特に実現したい事業アイデアや独立してできるほど得意なスキルは持っていません。

たとえ起業したとしても、成功している起業家や経営者からノウハウを学べるわけでもないので、事業を軌道に乗せられる気がしませんでした。

 

成功している起業家の方の話を聞く

そんな時に、知り合いのつてで紹介してもらった起業家の方数名のお話を聞く機会がありました。

 

事業を始める前は何をしていて、なぜ起業しようと思ったのか。

どのように事業を始めて、どれくらいの期間で軌道に乗せたのか。

どのような事業をしていて、どれくらい稼いでいるのか。

どれくらい大変だったのか、苦労や不安はなかったのか。

起業するにはどうすればいいのか。

 

話を聞いても、どのような事業をされているのかはっきりとはわかりませんでした。

ですが、皆さん自分と似た状況で、会社員として働くことに満足せずにダブルワークで事業を始められたこと、先輩の起業家の方からビジネスについて学びながら事業を立ち上げられたことはわかりました。

そして、友人も学びながら自分の事業を立ち上げようとしているということも。

 

ネットワークビジネスと気づいていたけれど

本気でビジネスを第一優先にして、結果が出るまで素直に学んで努力する気があるなら提案できることもあると言ってもらいましたが、すぐにはやると決められませんでした。

 

以前に友人がネットワークビジネスをやっていることに気づいていたので、彼らの手がける事業はおそらくそれだという察しはついていました。

ネットワークビジネスは人を次々に勧誘したり、知り合いにお願いして商品を買ってもらうというイメージがあったので、自分がやることはないと思っていました。

 

ですが、友人やその先輩経営者の方々は自分のいいように人を操ろうとすることはなく、その人が求めていることを一緒になって考えてくれる人たちです。

商品を勧められたり、強引に誘われたりしたことはありません。

それに、簡単にだまされたりするような頭の悪い人たちでもありません。

 

もしかしたら、ネットワークビジネスの実態は自分が思っているのと違うかもしれない。

そして、ビジネスで大きな収益を上げている人たちからノウハウをすべて学びながらできるなら、自分にもできるかもしれない。

そう考えて、自分も学ばせてほしいとお願いしました。

 

半信半疑からのスタート

事業説明会というものに参加して説明を聞いた後、ネットワークビジネスをするための登録をしました。

と言っても、具体的に何をするのかまったくわかりません。

ビジネスの仕組みも、概要はわかったけれど、納得できないことや疑問ばかりです。

 

聞いたこともない商品を買わなければならないのもいやでした。

商品を売るわけではないのに、なぜ買わないといけないのか。

だまされているのではないかと警戒していろいろ調べ、やっぱりやめますと言いに行ったこともあります。

 

ですが、月に数回あるセミナーに参加して情報を得ることで、ビジネスの仕組みや考え方、具体的に何をやるかがわかるようになっていくということでした。

自分にはまだわかっていないことがあるのかもしれないし、人生を変えたい自分に友人が一緒にがんばろうと提案してくれたものだったので、理解できるまでは参加してみようと決めました。

 

初めの3ヶ月くらいは、「これはおかしい」と思うことだらけでしたが、徐々に見えなかったものが見えるようになっていきました。

それは外側からではわからない、知れば知るほど奥の深い世界だったのです。

 

ネットワークビジネスがいいと思って始めるわけではない

というわけで、ネットワークビジネスがいいと思ったからやろうと思ったわけではありません。

最初は理解できず、疑いながらもしばらく活動してみて、やっと少しずつ理解できてくるものだからです。

 

敢えてやろうと思った理由を挙げるなら、そのビジネスをゼロから始めて大きな結果を出している人がいて、その人たちが人間的な魅力にあふれていること。

そして、周りの仲間たちが自発的にいきいきと活動していることでしょうか。

会社のように、みんな与えられた仕事をグチを言いながらやるような環境ではなく、自分の人生を自分の力で良くしようと前向きにがんばる人たちが集まる場所。

そこに可能性を感じて一歩を踏み出したのです。